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TREKKING


by 山トレッカー
2022/09/05
天候:曇りのち晴
 難易度:★★★
 (★5つが最高難度)
 登山道:道標あり、木道スリップ注意。
目 的 地
 天上の楽園、アヤメ平とかつての尾瀬の玄関口、富士見峠を訪ねて
 はとまちとうげ         あやめだいら
 
鳩待峠1591m から アヤメ平1969m を往復する
 総距離:12.6Km  総時間:6時間0分  累積標高差:1004m(測定地点数=43)
 群馬県利根郡片品村  鳩待峠(2:35)アヤメ平(0:27)富士見峠
 昼食24分
 ~(0:25)アヤメ平(2:09)鳩待峠
時 間 区間
ラップ
経過
時間
地      点

 【登山口入口まで】

 1.ナビ設定により群馬県片品村の鳩待峠駐車場を目指します。
 2.鳩待峠駐車場は砂利敷きでマイカー120台が駐車可能です。
  駐車料金は1日2,500円、入庫時に係員が精算に来ます。
  駐車場はトイレ完備、隣接する鳩待峠休憩所まで徒歩わずか2分です。
  ※マイカー通行規制期間は、戸倉の尾瀬第1・第2駐車場に駐車し、乗合バス・タクシーを利用
   することになります。(駐車料金1日1,000円、乗合バス・タクシー代片道1,000円)
 (左写真)当日は5時50分入庫、到着時はガスが立ち込めて視界は良くありませんでした。
 (右写真)しかし、8時半頃にはガスが薄くなったのを見て登山身支度を始めました。
 

 (左写真)駐車場出口にある有料トイレ(1回100円)です。
      水洗ですが、ウォッシュレットではありません。(;´Д`)
      なお、この先の鳩待峠休憩所でもトイレは利用できます。
 (右写真)駐車券です。日帰りなので駐車日が大きく記載されていました。
      (画像は横幅縮小してます。)
 
08:51 --- ---
 (左写真)駐車地から1~2分歩くと鳩待峠休憩所です。
 (右写真)尾瀬ヶ原入山口の手前に写真の「至仏山4.5km<>アヤメ平6.3km」道標です。
      ここから 登山開始 となります。

 
08:52 0:01 0:01
 (左写真)左の建物は「鳩待山荘」右の建物は鳩待峠休憩所の食堂・おみやげ屋さんです。
      この間を進むと登山口になります。
 (右写真)登山口です。登山届ポストや尾瀬マップが用意されてます。

 
08:54

09:03
0:02

0:11
0:12
 (左写真)登り始めは雨水で荒れた登山道です。
 (右写真)ここで木の階段になりました。

 
09:16

09:27
0:13

0:24
0:36
 (左写真)やがて木道になりました。濡れていると簡単にスリップするので要注意!
 (右写真)「鳩待峠1.2km<>富士見峠5.1km」道標です。

 
09:45

09:59
0:18

0:32
1:08
 (左写真)両脇の背丈の高い笹(ネマガリタケ?)が邪魔な木道です。
 (右写真)「鳩待峠2.3km<>富士見峠4.0km」道標です。
      古く表面が濡れた木道はよく滑ります。

 
10:05

10:21
0:06

0:22
1:30
 (左写真)ガスが次第に晴れて陽光が差し込んできました。
 (右写真)出発から1時間半、オオシラビソの森から湿原に到着しました。

 
10:22

10:24
0:01

0:03
1:33
 (左写真)「富士見峠3.3km<>鳩待峠3.0km」「横田代1860m」道標です。
 (右写真)横田代は広い湿原で池塘もありました。

 
10:26

10:31
0:02

0:07
1:40
 (左写真)黄色い花のキンコウカですが、紅葉が始まっているのか、草がやや黄ばんでいるので
    目立ちません。
 (右写真)今の時期はキンコウカ以外の花は少なく、種類が限られているようです。
 
 
10:38

10:47
0:07

0:16
1:56
 (左写真)同行者に促されて振り返ると雲に隠れた至仏山を見ることができました。
 (右写真)再び背丈の高い笹に挟まれて木道を進みました。

 
10:53

10:54
0:06

0:07
2:03
 (左写真)木道の傷みが激しいです。右手に休み場が2か所あります。
 (右写真)なんと!「通行注意」の案内が、、、。木道が痛んでいるので注意してね、と
      いうことです。
 
 
11:06

11:07
0:12

0:13
2:16
 (左写真)再び無名湿原に出ました。
 (右写真)「鳩待峠4.1km<>富士見峠2.2km」道標です。休み場も設置されています。

 
11:11 0:04 2:20
 (左写真)なだらかな上りの途中に「鳩待峠4.3km<>富士見峠2.0km」道標です。
      また、この地点が 中原山(なかはらやま)1968.9m 山頂 となり
      ます。山頂感はあまりありませんが。(道標の文字は消えかかっています。)
 (右写真)道標のすぐ側に「三等三角点」がありました。

 
11:18

11:24
0:07

0:13
2:33
 (左写真)中原山を下ると大きな湿原アヤメ平に出ました。
 (右写真)大きな池塘があり、池塘には浮島(?)が多数見られました。

 
11:26 0:02 2:35
 (左写真)アヤメ平の過去(荒れた湿原)と現在(植生回復した湿原)を対比した写真と説明
      掲示されていました。
 (右写真)説明板のあった休み場。アヤメ平道標は「富士見峠1km<>鳩待峠5.3km」

 
11:27 0:01 2:36
 休み場で振り返ると雲(ガス)に半分隠れた至仏山が見えました。
 標高が2,000m近いアヤメ平は草紅葉が一段と進んで見えました。

11:27 0:00 2:36
 さらに木道と池塘のアヤメ平
 山の鼻からの尾瀬ヶ原コースに比べると圧倒的に少ないハイカーの数です。

11:33 0:06 2:42
 (左写真)アヤメ平を後に富士見小屋に向かいました。進行右側は斜面になっており、下から
     の風が気持ち良かったです。(^^♪
     写真撮影したこのあたりのピークが富士見峠のようです。
 (右写真)ちょいと振り返って後方をパチリ。草原状の斜面が美しい。     

 
11:37

11:40
0:04

0:07
2:49
 (左写真)進行右側下に富士見田代が見えるころ、東電の関連会社の木道張替の現場に遭遇し
     ました。
 (右写真)一部古い木道が撤去されて左の真新しい角材に張替されるようです。
     資材はヘリコプターで運んでいるようですが、工事自体は人力中心のようで、業者の皆
     様、ご苦労様です。

 
11:40

11:46
0:00

0:06
2:55
 (左写真)張替なった真新しい木道を軽快に進みました。進行右下には富士見小屋の緑色の屋
     根が見えました。
 (右写真)みるみる標高を下げて尾瀬ヶ原(竜宮)への分岐に到着しました。

 
11:47 0:01 2:56
 (左写真)富士見田代1890m道標です。「富士見峠0.2km<>アヤメ平0.8km<>尾
     瀬ヶ原4.0km」
と表示されていました。
 (右写真)富士見田代大きな池塘です。背景に燧ケ岳を従え、なかなかの絶景です。

 
11:51

11:53
0:04

0:06
3:02
 (左写真)富士見田代を後に木道を進みます。木道の、横に貼られた細木が「滑る!」と教えて
     いるようです。
 (右写真)富士見峠1883m 到着 しました。

 
11:53 0:00 3:02
 (左写真)富士見峠がかつて尾瀬の玄関口だったことを物語るような「尾瀬 富士見峠1883
     m」案内

 (右写真)2015年秋に閉館となった富士見小屋の痛々しい現在の姿です。
     鳩待峠へ車乗り入れが可能となって富士見小屋を利用するハイカーが激減したことが閉
     館の主要因だそうです。今年は閉館から7年目の秋ですが、ここまで廃墟化するとは
     驚きです。尾瀬の厳しい自然の片鱗を垣間見た思いです。

 

 (左写真)廃墟化した富士見小屋に似つかわしくない真新しい道標「鳩待峠6.3km・竜宮
    4.2km<>見晴5.7km・尾瀬沼5.9km<>富士見下6.3km」

     ここを起点として尾瀬ヶ原へも尾瀬沼にも行けるという地の利と、富士見下から6.3km
     徒歩で富士見峠着、ここから1kmでアヤメ平ですから往時は尾瀬の玄関口になれたので
     しょうね。
      ここで お昼休憩 にしました!
 (右写真)廃墟化した富士見小屋と比べると綺麗なトイレでした。
      しかも浄化槽等の電源はトイレ周囲とトイレ裏に設置された太陽光パネルからです。

 
12:17

12:22
0:24

0:29
3:31
 (左写真)お昼休憩を終えて鳩待峠に戻ります。
 (右写真)富士見田代です。右手には、この先施工されている木道張替工事を案内する立札
     がありました。

 
12:30

12:39
0:08

0:17
3:48
 (左写真)富士見田代分岐から新しい木道を快適に上ってきました。
 (右写真)振り返ると、すっかり雲が取れた燧ケ岳の雄姿です。

 
12:42

12:45
0:03

0:06
3:54
 (左写真)アヤメ平休み場に戻りました。
 (右写真)アヤメ平の池塘。標高2,000m弱ですが、草紅葉に近づいているようです。

 

 鳩待峠側から同行者が撮った、筆者と燧ケ岳、、、ズーム撮影のせいか燧ケ岳が大きく
 写っていました。

12:45 0:00 3:54
 大きな池塘といくつかの浮島、、、見とれてしまう光景でした。

12:47 0:02 3:56
 大きな池塘燧ケ岳、、、尾瀬ヶ原の牛首あたりにも「逆さ燧」の撮影スポットがあります
 が、この1枚は自然の雄大さを感じさせてくれると思うのですが、、、。

12:49

12:55
0:02

0:08
4:04
 (左写真)アヤメ平を後に中原山に向かいました。
 (右写真)中原山山頂に戻りました。

 
12:57

12:58
0:02

0:03
4:07
 (左写真)無名田代に入ってきました。わずかに雲がかかってますが、至仏山です。
 (右写真)「鳩待峠4.1km<>富士見峠2.2km」道標のある休み場です。

 
13:13

13:15
0:15

0:17
4:24
 (左写真)一度樹林帯を通過しました。
 (右写真)小さな田代の先に雲が取れた至仏山の全容が現れました。

 
13:18

13:28
0:03

0:13
4:37
 (左写真)横田代で至仏山をバックにパチリ
 (右写真)横田代1860m道標まで来ると、この先はオオシラビソ中心の樹林帯となります。

 
13:32

13:45
0:04

0:17
4:54
 (左写真)樹林帯に入りました。滑る木道に要注意です。
 (右写真)「鳩待峠2.3km<>富士見峠4.0km」道標です。

 
14:04

14:15
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0:30
5:24
 (左写真)一部木道がない箇所もありました。
 (右写真)「鳩待峠1.2km<>富士見峠5.1km」道標です。先行した同行者が待っていて
     くれました。

 
14:22

14:25
0:07

0:10
5:34
 (左写真)横田代を過ぎてからは背の高い笹や樹林帯が中心となります。
 (右写真)樹間からの至仏山、、、優しい山容と言われますが蛇紋岩と木の階段で汗を絞られ
     るようです。

 
14:38

14:43
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0:18
5:52
 (左写真)木の土留め階段が登り口に近いと教えてくれました。(*‘∀‘)
 (右写真)登り口に向ってGO!

 
14:49

14:50
0:06

0:07
5:59
 (左写真)登り口が見えて来ました。ここまで往復約6時間、、、ガスも晴れて雄大なアヤメ
     
平の景色を楽しみ
ました。
 (右写真)登り口に下りました。

 
14:51 0:01 6:00
 鳩待峠休憩所です。
 ここでお約束(?)の「花豆ソフト」をご賞味!!(*^-^*)v

 
<<本日出会った花たち>>

 多くは花期を過ぎたキンコウカでしたが、アヤメ平のキンコウカの群落は一見です。
 可能ならキンコウカがピークの8月頃が良いでしょうね。
 因みに、アヤメ平の名前の由来は、キンコウカの葉をアヤメと勘違いしたため、だそうです。
 アヤメ平の植生回復に努力された皆様に感謝します。

 

 

 

 

 





(注)軌跡はイメージです。実際の軌跡と異なる場合があります。





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