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TREKKING


by 山トレッカー
2021/10/5
天候:概ね晴
 難易度:★★★
 (★5つが最高難度)
 登山道:案内・木道・踏み跡鮮明
目 的 地

 
草紅葉(クサモミジ)が美しい大江湿原から尾瀬沼を一周する

 御池(バス)沼山峠尾瀬沼1665m一周
              
→沼山峠(バス)御池

 総距離:13.5Km  総時間:7時間7分  累積標高差:551m(測定地点数=62)
 福島県檜枝岐村燧ケ岳  沼山峠~沼尻 2時間34分
 沼尻~尾瀬沼山荘 2時間1分(昼食)
 尾瀬沼山荘~長藏小屋 58分
 長藏小屋~沼山峠 1時間34分
時 間 区間
ラップ
経過
時間
地      点

 【登山口入口まで】

 ①国道400号線を塩原温泉~尾頭トンネル経由し、国道121号線、道の駅「たじま」を通過
  ます。
 ②ほどなく山王川橋梁(T字路)に出会い、これを左折して国道352号線を尾瀬方面に進
  みます。
 ③しばらく道なりに進み「前沢曲家集落」を左手に見て通過するとやがてT字路となり、これ
  を左折して尾瀬・檜枝岐村に向かいます。
 ④国道352号線をしばらく道なりに進み長めのスノーシェードを通過し、やがて「森の温泉館
  アルザ尾瀬の郷」
に着くのでここで一休み!
 ⑤「道の駅番場」~ミニ尾瀬公園~七入駐車場を過ぎるといよいよ御池への九十九折の上り坂
  になります。
 ⑥「モーカケの滝駐車場」を過ぎてまもなく目的地、「御池駐車場」に到着です。
  ※今回は前日夕食後家を出発、夜間に御池到着、朝まで車中泊となりました。

 (左写真)朝の御池駐車場の様子、すでに駐車率70%に近いです。
 (右写真)駐車場に設置された「尾瀬地区案内図」です。赤線が本日のルートになります。

 

 (左写真)10年前にはなかった電気バスです。料金は片道大人600円(2021年10月現在)
      (注)2019年5月に会津バスが導入。中国BYD社製、日本メーカーも頑張ってほしい!
 (右写真)電気バス車内の様子、まもなく「沼山峠」に向けて出発です。

 
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 沼山峠休憩所に到着 しました。正面右手の階段から 登山開始 です。

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 (左写真)登り口の様子です。登り口の最初は木材と石を組み合わせた階段になります。
 (右写真)湿原まで木道が続きます。最初はやや急こう配で息切れしてしまいます。

 
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 (左写真)沼山峠ピークを登ってます。
 (右写真)ピークを過ぎたところに小さな展望台がありました。
     尾瀬沼の一部を見ることができます。
     (昔は木がもう少し低くて、もっとよく尾瀬沼を見れたんだよね~)

 
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 (左写真)展望台を後にして大江湿原~尾瀬沼に向かいました。
     木々は概ね紅葉してますが、針葉樹も多く華やかさには欠けてました。
     また、葉が赤く色づくナナカマドは多くが落葉して赤い実だけが残っていました。
 (右写真)いよいよ湿原が近い!

 
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 (左写真)湿原の入口に鹿の防除ネットが!10年前にはなかったものです。
 (右写真)初夏にはニッコウキスゲの大群落が覆う大江湿原です。
      本日のメインである草紅葉(クサモミジ)が見事です。

 
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 (左写真)小渕沢田代への分岐です。赤〇内「クマ除けの鐘」ですが、やはり10年前はなか
      ったものです。
 (右写真)分岐を過ぎて尾瀬沼に向かいました。

 
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 (左写真)進行右手の笹で覆われた小山(ヤナギランの丘)「平野家の墓所」です。
 (右写真)墓所にお参りしました。
      (注)平野長藏氏:19歳で燧ケ岳登山道を開き、のちに長藏小屋を建て主人となった。生涯尾瀬の自然保護
        に力をに尽くした。
        写真左端のパネルは平野長英氏が設置したもので、尾瀬の研究と紹介・保護に力を尽くした武田久芳氏の
        追慕碑である。


 
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 (左写真)墓所から湿原と尾瀬沼を一望できます。
 (右写真)墓所から木道に戻り、燧ケ岳と墓所をバックにパチリ

 
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 (左写真)沼尻への分岐です。直進すると尾瀬で一番歴史ある長藏小屋ですが、ここは沼尻に向
      かいます。
 (右写真)沼尻まで2.6Kmとの案内です。

 
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 (左写真)分岐を沼尻に向かうと左手に尾瀬沼が横たわっていました。
 (右写真)この先は一度正面の山の中に入ります。

 
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 (左写真)山に入る直前、左手に印象的な三本のカラマツが旅情を誘います。
 (右写真)山への登り口、木道が見えてます。ここからは「北岸コース」と呼ばれています。

 
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 (左写真)ややっ!!ここにも鹿の防除フェンスが!近年尾瀬では鹿による湿原植物への
      食害が悪化してるようです。 (参考)防鹿柵の設置について (環境省HP)
 (右写真)フェンスを過ぎると左手に燧ケ岳と尾瀬沼が見えてきました。

 
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 (左写真)ここで「沼尻<>長英新道経由燧ケ岳」分岐となります。
 (右写真)分岐を沼尻に向かうと湿原に出ました。草紅葉と尾瀬沼、、、いいですね!

 
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 (左写真)小さな湿原から再び山に入りました。
 (右写真)尾瀬の木道は総延長65Kmにも及ぶそうです。主に湿原を守るためですが、設置作業
      する人たちの労苦を思いやってハイカーはマナーを守り、尾瀬を散策したいものです。
     (注)整備の主体は、環境省、福島県、群馬県、南会津森林管理署、檜枝岐村、南会津町、東京電力。

 
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 尾瀬沼一周は今回初ですが、いろんな角度から尾瀬沼と燧ケ岳を見ることができて楽しいです。

 
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 山中から出たり入ったり、、、そのたびに変わる景色に飽きはきません

 
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 (左写真)やや広い湿原に出ました。
 (右写真)進行右手に燧ケ岳が、、、ぜひ登りたいものですね。

 
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 (左写真)左「沼尻休憩所」、直進「尾瀬ヶ原」、右「ナデックボ経由燧ケ岳」の分岐です!
 (右写真)燧ケ岳のナデックボをバックにパチリ

 
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 (左写真)分岐から引き続き「沼尻休憩所」に向かいました。
 (右写真)「沼尻休憩所」にて小休憩、尾瀬沼を眺めながらひと時を過ごしました。

 
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 (左写真)ここまでで前半戦は終了、これから「三平下3Km」を目指して後半戦が始まります
 (右写真)沼尻休憩所脇を通過して山に入るところです。このルートは「南岸コース」と呼ばれ
      ています。

 
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 (左写真)陽光が差す木道を進みます。この木道は雨天の日や雨後に滑りやすいので「スリップ
     注意」
の案内が樹木にありました。
 (右写真)山を抜けると湿原です。ここに「小沼 標高1665m」の小さな案内がありました。

 
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 (左写真)やや広めの湿原が続きました。
 (右写真)うんっ!!湿原内に鹿の足跡です。
      日中はなかなかお目にかかりませんが、やはりいるんですね。

 
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 (左写真)「かかり木注意」の案内です。意味わかりますか?(^_^;
     (注)かかり木:「木を伐採しているときに、地面まで倒れずに他の木に寄りかかり、引っかかってしまう
       こと」
。そんな「かかり木」が倒れてくるかもしれないので「注意」というわけです。
 (右写真)樹林帯にも木道が整備され、ハイカーは楽ちんです。

 
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 (左写真)樹間から見える尾瀬沼。紅葉とのコントラストが美しい。
 (右写真)地形的に(?)木道が設置されていない場所もありました。

 
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 (左写真)良い感じの写真ですが、このあたりで老人性の(?)足にきてます
 (右写真)このあたり悪路ですね、雨天や雨後は「ぬかるみ」になりそうです。

 
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 (左写真)ここは木道が一本ですれ違い不可です。
 (右写真)尾瀬沼に浮かぶ浮島(?)、いやいやこれはれっきとした小島でしょう。
     (注)湿地帯の池塘(池のようなもの)にはしばしば浮島が浮かんでいます。

 
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 (左写真)「富士見」への分岐に到着しました。
      (注)この分岐は、大清水平~皿伏山~白頭山を経由して富士見峠へ向かうコースですが、長距離なうえ鳩
        待峠など便利な登山口があるため、今は歩くハイカーは少ないのではないでしょうか。

 (右写真)分岐を過ぎると樹林が切れて、尾瀬沼と燧ケ岳を一望できる場所に来ました。

 
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 (左写真)再び樹林帯に突入、大木が倒木(しゃれていませんよ!)してました。
 (右写真)なおも細い木道を進みました。

 
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 (左写真)むむっ!建物が見えてきました。白い百葉箱(気象観測に使用)が印象的でした。
 (右写真)建物を回り込むと、、、東京電力関連会社の建物で側面にボートが固定されていま
      した。

 
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 ふぅ~~っ、やっと 尾瀬沼山荘に到着 しました。ここで お昼休憩 です!

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 (左写真)食事したベンチから尾瀬沼を展望尾瀬沼山荘は大清水と沼山峠への分岐でもあり
      ます。
 (右写真)ここは標高1665m、南岸コースの「小沼」と同じ標高でした。
      30分ほど休憩の後、帰路を急ぎました。

 
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 尾瀬沼山荘から帰路も木道があり助かります。(^_^;;

 
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 かっこいい燧ケ岳と尾瀬沼をバックにパチリ。

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 (左写真)丸太と平らな石を組み合わせた登山道です。
 (右写真)やがて木道は「長藏小屋」への分岐となります。
      直進してもいずれ合流しますが。(^_^v

 
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 (左写真)黄色く色づいた大木が印象的です。
 (右写真)長藏小屋敷地内にある道標です。

 
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 (左写真)長藏小屋前をお借りして沼山峠へ向かいました。
 (右写真)沼山峠への案内です。

 
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 長藏小屋を出て大江湿原への途中に展望台があり、尾瀬沼、燧ケ岳と草紅葉を一望できま
 した。

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 (左写真)展望台を後にして沼山峠に向かいました。
 (右写真)花は終わって草紅葉(クサモミジ)の大江湿原(たぶん)最後のエゾリンドウ
     を見る
ことができました。
     (注)エゾリンドウは湿原に、オヤマリンドウは山中にみることができる。
        尾瀬の花リレーの最後に咲くといわれる。


 
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 (左写真)「沼尻<>沼山峠」への分岐です。
 (右写真)大江湿原の草紅葉(クサモミジ)が名残惜しいです。

 
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 (左写真)っと!!!「土塁跡」??? 湿原に???
     何人のハイカーがこの「案内」に気を留めるでしょうか?
 (右写真)ネット情報からたぶん右写真のように土塁があったらしいです。
    (注)この土塁は、幕府軍との戦闘に備えて幕末に会津軍が大江湿原に駐留した際に築いたといわれる。
      数か所の土塁が作られたが、現存し、何とか確認できるのはこの土塁のみ。

 
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 (左写真)小渕沢田代への分岐です。 (注)小渕沢田代への往復には約2時間かかる。
 (右写真)大江湿原ともお別れ、いよいよ沼山峠への長い上りとなります。

 
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 (左写真)往路と比べるとこう配はやや緩いですが、距離があるので足にこたえます(^_^;;
 (右写真)沼山峠の展望台です。ここで小休憩としました。

 
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 (左写真)往路は急こう配の木道ですが、帰りは逆に歩行を助けてくれます。
 (右写真)沼山峠休憩所が近づき、ハイカーの話し声が聞こえてきました。

 
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 お疲れ~~様!! 沼山峠休憩所に到着 しました。
 タイミングよく御池行きのバスに間に合いました!!
 (注)沼山峠休憩所発~御池への最終バス時刻は17時です。
   最終バスに乗り遅れた場合は、御池まで3時間以上の夜間歩行になり、気温の低下やクマ
   との遭遇可能性など大変危です。帰路の時刻には十分注意しましょう!



【広域地図】



【狭域地図】



(注)軌跡はイメージです。実際の軌跡と異なる場合があります。




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